HTC RIDER'Z 新潟Touring





この日、長距離を考えてなんと朝5:00にナップス練馬店前で集合してしまった僕達。「釣り人じゃないんだからぁ、早すぎやしないかい?」…みんなそんな気分で出発した。
参加したメンバーは5名、初参加は田中さんです。


     

 




さっそく、関越自動車道に乗り、北へ向かう。いくつかのパーキングで休憩。
それにしてもこんな朝早いのにもう人が出てきて。だけどメンバーのみなさんやっぱりまだ眠いようです。



そういえば、この高速走行中に瀬戸口さんのタンクバッグが、いきなり吹っ飛ぶアクシデントがあったっけ。後ろで見たけど、一瞬バイクが分解しとのかと思ったよ。タンクバッグは、たまたま路肩方面に転がっていったから良かったが、もしも右車線へ行ってたら…。
う〜ん、どうしてたんだろうね?


 

     

 


月夜野で高速を降り、もうすでに真夏のカンカン照りの中を猿ヶ京、そして三国峠を越えて行く。
有名な三国峠、さてどんな峠だろう?と期待してたが、行ってみるとちょっと期待ハズレ。しかも、ちょっと渋滞気味でした。


 

     

 

 



御存知、苗場プリンスホテル。
横の方では何のフェスティバルか分からないがスゴイ人の行列だったよね。

 




あんまり見るとこないし、とりあえず、みんな揃ってキメてみた。

ホントはここでリフトに乗ってスキー場のてっぺんから、GOODな景色を見る予定だったんだけどね。しょうがないから、さっさと行こうか。


 

     

 

 




「トマト食いたい。」吉田さんが言い出した…実は苗場を出た後、それなりの峠道をほどよく楽しみながら走っていると、突然田中さんがストップ。「…どうしたぁ?」「いやぁ、何か急にエンジンが…」どれどれ、んっ!コ、コレは、…ただのガス欠じゃん。…でもマズイよ、ここはかなりの田舎道、ガススタがあればいいが…。「そこにあるよ。」えっ、おーラッキー!ってな感じのアクシデントの末、近くのお店にあったトマトを買って給油中にみんなで食べてるところ。だけど田中さん、のんきにトマト食っててエエの?この旅、まだまだ何かありそうだ。


     

 




やっぱり、あった再びアクシデント。今度は何か?迷子です。面目ない。ちょっと前との車間距離を開けては詰め、開けては詰め、と、だらだら走っていた。そして開けて、詰めようとしたら前にいないっ。あれっ?ペースアップ?と思い、こっちもペースアップする。ちくしょー、どこまで行ったんだ…。ぜんぜん追い付かない。「こりゃ、はぐれたな?」路肩に停車し携帯を見ると着信歴にはメンバーから。「もしもーし」「今、どこですか?」「わかんない」「来た道戻ってきて下さい。」って、なんとか再び合流できたが、この付近で携帯のアンテナが立ってたのは実はauのみだった。au持っててよかったぁ。


 

     

 

 


こんなに色々あったのにようやく昼飯。いかに出発が早かったか。暑いよ〜、ここはさっぱりしたそばでも注文。「いやぁ、今通ったワインディングサイコーだったね。」な〜んて、ここまでの道のりを語りあい、ガクガクのひざを伸ばすHTCメンバー。実は、ついさっきまで低速コーナーが、かなりの距離を連続する峠を通ってきたとこで、みなさん、華麗なコーナリングだったね。さあ、ここからあと30分も走れば海だよ〜。


 

     

 

 



来た、来た、キタっ!青い海〜!

 

 





ここが日本で一番海に近い駅。
ホントに近いよー、おまけに景色もイイし!風もサイコー!ここは無人駅で自由に中へ入っていけるんだ。鉄道ファンやら三脚立てて撮ってる人、結構いたよ。
しっかし、よくここまできたよなぁ。田中さんなんか、初ロングツーリングだから、ちょっと心配で…「田中さん、大丈夫?」「いやぁ、もう足がガクガク言ってるよ。」だって。そして、今日の早起きの疲れが、今メンバーみんなにでてきてる。だから、ココでかなりの時間を休憩したんだ…。

でも、もうあとは海沿いを走るだけだ、みんな頑張れ。


 

     

 

 




もうみんな、体力の限界みたい、寝不足状態なのに今日だけで300km以上も走ったからね。
日本海夕日ラインと呼ばれるこの道は、晴れた日ならば、ほぼどこからでも海に沈みゆく夕日が見れるという稀なコース。実はこの旅の最大目的はこの日本海夕日ライン沿いにある出雲崎で『夕日とバイクを絡めて撮影すること』であった。しかしながら、メンバーみんなの体力が限界にきてるということで、このまま夕日が沈むのを待つよりも、旅館へ向かい体を休める事にした。池ちゃんなんか、もう半分死んでたね。

ここでの海沿いシルエット!しぶくキマってるでしょ。


 

     

 

 




という訳で、この旅でお世話になる旅館、寺泊にある『灯台荘』に無事到着。
実際、着いてみるとやはり疲れが…でも夕日だけの写真でも撮りたいと思い、宿の人に聞いてみる。「この辺、夕日見れますか?」「見えますよ」しょうがねえっ、宿の前でもいいから、カメラにおさめようっと。

そしてこれが本日の料理。ズワイガニも1匹まるごと付いている。どうしていいかわからない僕達は旅館のおばさんに蟹の食べ方を教わったのだけども、スんゴイ手さばき。ここ寺泊ではとにかく蟹が安いのだ!


 

     

 

 



これが寺泊の旅館前から撮った日本海に沈む夕日だ!
ちょっとテトラポットが邪魔だけど。
でもここにメンバーとBIKEのシルエットを入れたかったなぁ…。
そしてこの後の宴会終了後、メンバー就寝。なが〜い1日でした。




次の日も、朝から晴天。
旅館のおばさんに挨拶を済ませた僕らは、お土産買いに激安で有名な市場で蟹を買う。
今日は午前中観光したらもう帰らなきゃ。でもなんで帰りって、こう気持ちがブルーになるんだろう?


 

     

 

 


再び関越に乗り、水上インター下車、谷川岳へむかう。この区間には10kmにも及ぶ長〜いトンネルがあったが、ショートカットで、みんな結構飛ばしたよね。


     

 


ココ、谷川岳は冬はそうとう雪がつもるらしい?でも夏は、なかなかイイ景色です。なんかキャンプでもしたくなるような、そんな気分です。そして値段の高〜いリフトに乗って、僕達HTCメンバーはいざ頂上へ。


 

     

 

 




青年よ大志をいだけ!
ここが、谷川岳頂上じゃ。
ほどよくここで昼食を済ませた僕らは、一息入れた。

さあ、ここを降りたら、もう高速乗ってあとは練馬まで一直線。どうか渋滞してませんように…。


 

     

 



最後の高速に入る前、最後の峠を満喫しようとした矢先、突然雨が…なんでー?ウソー。まさかココに来てカッパを使用する事になるとは、、トホホ。なので、さっさと関越に入り雨のエリアを抜け出すことにした。

はぁ〜、長かった旅も、後はまっすぐ走るだけ。じゃない?!これからひたすらすり抜けだった〜。


 

     

 



次の休憩パーキングを決めて、各自マイペースで走り、渋滞をすり抜ける。
どうやら雨のエリアも抜け出し、ついに全員無事に到着〜「おつかれ〜ス。」みなさんホント楽しかったですね。HTC RIDER'Zこれからもまたヨロシクです。今回も色々アクシデントがありましたが、無いのもまたつまらないものですよね?

今回のレポート、1泊だったのでちょっと長めに制作してしまいました。

●今回の走行距離:702km
本日PM8:00過ぎ関越道練馬にてHTC RIDER'Z解散。




このページの最初に戻る
TOP PAGEへ