2003年のBIKEシーズンが幕を明け、待ちに待った恒例伊豆半島一周ロングツーリングの日がやってきた。 でも実はこの1週間、毎日梅雨のような天気が続いていて、決行か否かすら危ぶまれていたんだ。半年も前から計画し、楽しみにしていたこのツーリング。ぎりぎりまで悩んだ末、結局、僕らは行けると判断した。 |
出発の朝、猛烈な雨だった。しかし天気予報では午後から関東全域晴れるとのこと。集合時間を遅らせ、まずは東京組みが港北PAに集まる。 集合時間AM10:00 今回の1泊ツーリングは女性参加者1名、人生初のツーリング参加者1名。だから皆さん安全運転ヨロシク! では伊豆ツーリング行ってみようか! |
神奈川在住メンバーとの待ち合わせ場所、国府津PAへ着いたのはもう正午に近かった。 来る途中、海岸沿いの高速道ではまだ完全に回復していない天気の影響か、潮たっぷりの暴風をBIKEに受けてしまった僕ら。 せっかく綺麗に磨いたのに…といいながら、潮を落とす人もいたりして。 今回の参加人数7名、やっと全員揃ったが、もうお昼。 とりあえず、先にゴハンにしましょう。 と言って向かった先は… |
ご存知、どこにでもある、くるまやラーメンにて昼食。 今さらここのメニューをあえてツーレポに載せる必要もないでしょう。 しかしながら、出発時間を遅らせて、しかもこんな所でだらだらしてたおかげで、だいぶ時間がおしてきた。 ミーティングをして、もう当初のコースは走れないと考えた僕らは箱根のコースを一部カットして出発することに…。 みなさん、まいて行きましょう! |
なぜか、まったく渋滞に逢う事なく伊豆スカイラインへと来てしまった僕達。 ゴハンを食べ終え外へ出ると、天気もばっちし晴れてきたが、山の上はそれなりに寒く、かなりの強風だった。 山へ上がってすぐに、凄く綺麗な富士山が見えたのに、先頭を走る隊長がなぜか停車してくれない。 あらら、なぜ止まらないんだぁ、こんな綺麗な富士山を…、もったいない。という訳で富士山の写真がないのです。 それにしても生まれて初めてここを通った時、この道の端から端まで死ぬ程渋滞していたのを今でも憶えているが…今日はついてるかもしれないね。 |
その流れのまま、実〜にスムーズに伊豆スカを走り抜けた僕らは途中のPAで一服入れた。 『綺麗な富士山見えたね〜』の言葉に、『それ所じゃなかったです。』というのは、初めてのツーリング参加である石井君。 とにかく、コーナーでは意地でもガードレールは見るなよ。 |
伊豆半島へ入ると、石川さゆりで有名な天城超え、そして日本の滝百選にも選ばれている浄蓮の滝でちょっと観光。 その前に伊豆の名産といえば? そう、『わさび』だ! 池一面に、栽培されたわさび。 そして、そのわさびアイスを食べるメンバーが約1名。 『それ、おいしいんでしょうか?』 |
そして、マイナスイオンたっぷりの浄蓮の 滝へとやってきたHTC |
とりあえず、記念にみんなで、写真撮っとく?
ここでは釣りもできて、鮎が釣れるみたいです。
しかし、ここの階段は疲れる〜
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狭いワインデイング道路の天城を超えると、夕暮れ押し迫る中、やがて東伊豆の海岸線に出た僕達。 綺麗な白浜海岸で休憩を入れる。 渋滞に逢う事なくここまできたおかげか、メンバーにもあまり疲れは見られない。 約1名を除いて…。 石井君、大丈夫かい? 『いやぁ、もう、握力が…』 大丈夫。最初はみんなそうなんだ。 しかし、こんなに晴れてくれるとは…、 ホントに予想外でした。 今回、唯一女性参加のちえちゃんも、 こんなイイ笑顔をしています。 |
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しばらくここで、海を眺めていた。 随分とまったりとしていたね。 何だか、あれ程楽しみにしてたツーリング。 待つのはとても長かった… でも、その1日目が、あっという間に終わりに近づいてきたね。なんて言いながら… 残り少ない時間を楽しむべく、本日の最終目的地、弓が浜へまいりましょうか。 LET'S GO! |
黄昏の『弓ガ浜』 |
ここへ来たのはもう何度目だろう…
どういう訳か、また来てしまう。
これが、ツーリングの魔力なんだなぁ…
そんな魔力にとりつかれた僕らは陽が沈むまで黄昏れていたんだ。
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本日の宿泊先「ホテル山海」到着 宿についたのは、PM6:30ぐらいだったか。 ここのオーナーは、ちょっとした有名人である。 なぜなら、本物の自毛でちょんまげを結っているからで、廊下にはTVの取材記念写真や著名な方のサインがズラリと飾られている。 疲れたHTCメンバーはさっそく風呂に入り、今日の疲れを癒す。そして風呂からでたら、やっぱビールですよね〜。HTC RIDER'Z様御一行のテーブルにて、『乾〜杯!』飲んで、食べて、今日1日を振り返る。 なんて楽しい時間なんだ〜。 ここには、ほぼ貸しきりで使えるカラオケBOXがあり、僕達はそこで2時間歌った後、さらに部屋に戻って2次回へ。 結局最後まで残ってた3人が寝たのは午前2時を過ぎていた。明日だいじょうぶかなぁ… |
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翌朝、お酒でドロドロになった体を起こして皆さん、まず朝風呂へGO!朝食を済ませ、コーヒーを飲んだら、いよいよ2日目の出発です。 予報では今日の天気も雨が降る事はないようだった。 おまけにお世話になった宿の方から、特別にお土産まで貰っちゃって、ラッキー! 最後にちょんまげオーナーと全員揃って記念写真。 さあ、行くか!と、いきおいよく出発したいところだが、この宿がある場所、実は信じられない位の急斜面の上にある。 これは写真じゃわかりにくいかもしれない。 マジスゴイんです!ハンパじゃないんです! だからこうして1人ずつ降りるのさ(笑) |
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2日目最初の観光場所は伊豆最南端にある石廊崎にて遊覧船での岬めぐりです。 到着後、ちょうど今船が出ると言う事で、あわただしく一同船に乗り込んだんだよねー。 以外に、エンジン音がでかいなあ。 なんか、エンジン音が体に響くなぁ。 結構、波が高いなあ。 思ったより、寒いなあ。 でも景色は最高だった。 写真の通り、船の中は狭いんだよね。 |
高い波の中さらに進んで行くと、この岬にある猿島へ。 ここにはなぜか猿(台湾猿)だけが生息している島があり、船頭さんが猿たちにエサを投げると何匹もの猿たちがやってくるんだ。 でも、ツーリングに来たのに若干1名船酔いしたようですね。 全然笑えないよ…。 しばらく気持ち悪かったんだから。 |
石廊崎を出たら、あとは絶景コースの西伊豆マーガレットラインをひた走るべし。 この道、知らない人にはオ・ス・ス・メ。 初めて走ったらホントにキモチイイよ〜 すれ違うライダーも多いんだ。 |
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あららら、 急に止まってどうした?と思ったら、 絶景GOOD PHOTOを撮るって、崖の上まで登っちゃって。落ちないように、気をつけてよー こうして撮った写真がコレですね。 ハハーン、中々イイのが撮れてますよ。 |
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堂が島でお土産を買った後、そろそろ昼ゴハンを食べることにした。ライダー御用達ジパツーに掲載されていた西伊豆名物小鯵のにぎり寿司がおいしいと評判の三共へとやってきたんだけど…席に着いてから1時間以上も待たされる事になろうとは誰も知る与しもなかったんだよね〜。 最初は会話があった僕らも最後は空腹のイライラでたまらなかったです。 そしてやっと出て来た小鯵のにぎり寿司。 確かに美味かった。味は文句ないです。 けど10分で食べ終わる少量と高い値段がちょっと… |
再び絶景コースのマーガレットラインで海と山の両方を満喫して行く。心地よい低中速コーナーの連続。 ここまで来ると、女性ライダーのちえちゃんと石井君、かなり上達した走りをしてましたよね。次回が楽しみです。 |
それにしても…、もう一度戻って最初から走りたい気持ちだ。
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伊豆ツー最後の観光地、 大瀬崎へとやってきた。 大瀬崎は別名琵琶島とも呼ばれる、駿河湾に約1km突き出した半島で国の天然記念物となっているビャクシン樹林とハマユウが群生しています。 スキューバダイビングのメッカと言われるここで僕達が見に来たのは、非常に透明度の高くて綺麗な海や、そこから望む富士山ではない。 海から間近の所にあるにもかかわらず淡水の池であり、伊豆七不思議の一つに数えられている神池に来たのだ。 |
これが伊豆七不思議『神池』。綺麗な池なんです。普段は…
でも、ここには多数の飢えた鯉が群遊していて、自販のエサを買い与えると、
ウジャウジャと集まってきてとんでもない事に!
でもそんな写真は、ただグロいだけなので小さく掲載しときますが一見の価値はあります。
でも、鯉達に危害を加えるとバチが当たるので、気を付けて下さいね。
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大瀬崎を過ぎて、沼津へと入る。 今回のツーリングはほとんど渋滞に逢う事もなくここまで来たが、さすがに沼津市内は渋滞していた。 『こりゃ東名高速も混んでるな。』 そう思ったが、入ると以外にも空いているじゃないか。 高速は、次の休憩PAだけ決めて各自マイペースで走り抜ける。晩ゴハンもPAで軽く済ませた。 途中ちょっと寒かったけど、結局最後まで渋滞、事故ともに逢う事なく、全員が無事帰宅することができました。メンバーのみなさん、お疲れさまでした。 このツーレポで楽しかった時間をぜひ、また思い出して下さい。それではまた。次回よろしく! |